至高の体験記

New York Style Boxing ニューヨークスタイルボクシング


★佐野総一郎(長崎ハヤシダ)2016年5月

Talk Boxing (ボクシングで語れ)

今回 NEW YORK BOXING STYLEを通し、数々の伝説のボクサーを生んできたアメリカ・ニューヨークはブルックリンにあるGleason’s Gymで3日間のボクシングトレーニングをさせて頂きました。

私は、高校1年生の頃からボクシングを始め、今は仕事の傍ら練習するサラリーマンボクサーです。ジムの興業でこの9月にプロデビュー戦を予定しているのですが、ボクシングが好きということと本場アメリカのボクシングを体験したい思いから今回のセミナーへ申し込みました。

そこで紹介してもらったトレーナーはなんと!!! 元WBO・Sバンタム級とSフェザー級の2階級のタイトルを獲得したファン・グスマンさんです。

グスマンさんの現役時代のスタイルは、ガードを下げ鼻先でパンチを外し、鋭いステップで踏み込んで打つ、という野性味溢れるものです。

そのグスマンさんのトレーニングということで、どのような内容かと不安でしたが、いざトレーニングが始まるとステップワーク・ディフェンスを重視したものでした。そしてステップワーク・ディフェンスからの攻撃(コンビネーション)、さらにディフェンスという流れで進みました。

また、それらを応用したミット打ち、グローブをはめブロッキングからのコンビネーションブローを元世界チャンピオンから直接教えて頂くとうい大変中身の濃い貴重なものでした。

また、グリーソンズジムの練習生や選手は、国籍なども関係なく私に簡単な挨拶や会釈をしてくれるようにもなり、ボクシングという共通の目標で通じ合えるようになっているとも思いました。

トレーニング中、ジムの年輩トレーナーから『No English, No Spanish, No Japanese, Talk boxing 』(ボクシングで話をしろ)と話されたことが印象的です。言葉が話せるに越したことはないのですが、ボクシングのトレーニングをしつつ、相手の言いたいことを少しずつ理解できるのでは、とも思いました。

今回のトレーニングセミナーは、本当に充実した3日間でした。心からそう思います。 また、ここに帰ってきたいと思っています。それほど魅力的なグスマントレーナーとボクシングジムでした。#


『編集後記』ジムに向かう前、ブルックリンブリッジをロードワークで軽く10分で渡りきり「最高でしたね」と満面の微笑みを見せた『長崎のジョー』こと佐野総一郎氏。
NYには、このようにボクサーにとっては、地道で辛いロードワークでも楽しみを見出すことができるロケーションが多く、まさにボクサーにとっては天国に近い場所かもしれない。
我々は佐野氏に出会い、彼のボクシングに対する真摯な姿勢に感銘を受けた。彼はこの後、プロデビュー戦を経て数ヶ月後にグリーソンズに戻ってきた。常連リピーターの一人でもある。



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